レントゲンを撮っても「骨には異常無し」と言われた。つまりそれは痛みの原因が骨ではないということです。
骨はつながった鎖のようなもので、周りの筋肉に支えられて立っており、骨だけでは立っていられません。
筋肉が疲れや痛みで硬くなると筋肉の間を走る血管と神経が圧迫されて血行が悪くなる。
血行が悪くなるとますます筋肉は硬くなり、神経が圧迫され痛みが出る悪循環が始まります。
筋肉はゴムのようなもので伸び縮むことで力が出ますが、慢性的な疲労などで偏った筋肉はゴムで鎖を引っ張るように骨をゆがめていきます。
骨だけを強い力でボキボキと真っ直ぐにしても、周辺の筋肉が曲がっていては骨はまた曲がってしまいます。
腰痛も肩こりも最初は筋肉の疲れ、痛みから始まります。まず緊張した筋肉と神経を緩和させることが重要です。
ドイツ式で調整すれば骨は無理なく自然に自ら正しい位置に戻っていきます。