今日の患者は、肩こりの看護婦さん。
「この人体骨格標本、胸に名札がついてるわ。小錦くんってどこが?」
「スネに傷も無いし、目もパッチリしてるでしょ。」
「あーあ、目まで書いちゃって、楽しそうねえ先生。こっちは何?本物の柳生十兵衛の頭蓋骨?」
「そうです。トレードマークの眼帯もしてるでしょ。」(エッヘン)
「この眼帯、ものもらい用じゃないの?それにやけに小さいしねえ。」
「そっ、それは柳生十兵衛が5才の時の頭蓋骨であって、え~と。」(オドオド)
「どうせ冨岡八幡宮の、骨董市あたりで騙されたんでしょ。」(ドキリ)
あぁ、所詮男のロマンは理解されないのか、、、。
それ以来この頭蓋骨は、森の石松と名前が変わりました。おそまつ。