「サイってなに?十手みたいね。」
「昔の沖縄で琉球古武術の武器だよ。」
「リュウキュウコブジュチュ?」
「突いたり投げたりもする物さ。」
「あ、患者が医者に見離された時に投げつけるやつね。」
「医者を先に殺す気かい、それはサジね。ほら、サイを投げるって言うでしょ。」
「ぇえ?どうやって投げるの?背負い投げーとか?動物園で見たことない。」
「逆さにして、入ります黒サイの半てか。それに四角いサイの目をお料理するでしょ。」
「まあ、サイの目って四角だったの。動物園で見た時は丸かったと思ったのに、、。」
「沖縄じゃあ、サイに会ったらハイサイって挨拶するんだよ。」
「ふーん。別れる時は、ほなサイナラ~。」
話し相手の天然ボケのマングーチュは知人の「細君」です。