病気の根源は活性酸素の過剰発生
ダイエット、健康食品には利尿作用、便秘解消効果、脂肪燃焼効果などをうたったものと、他に機能性食品といわれる活性酸素除去効果をうたった商品があります。
肌荒れ、シワ、シミ、ボケ、リュウマチ、癌、アトピー、花粉症、高血圧、心筋梗塞など等ほとんどの病気の根源は活性酸素の過剰発生によるといわれています。
本来、体内には過剰に発生した活性酸素を取り除く、SOD酵素と呼ばれるものがありますが40代を過ぎるとその力が衰えて来ます。
それを補うには低分子でしかも活性酸素を強力に取り除く物質、フラボノイド、カロチン、ビタミンACE、カテキン、アルファトコフェロール、タンニン、ポリフェノール類などを体内に取り入れることです。
さらにそれらを同時に摂取することで相乗効果を発揮します。
緑茶に含まれるカテキンはビタミンEの50倍の抗酸化作用があり、お茶を一日に十杯以上飲む静岡では、癌の発生率が低いという統計も出ています。
柿ポリフェノールはノロウイルスにも効果があるという研究もされています。
しかし有効な天然成分も、そのままの状態では胃で破壊されるなどで充分な効果が現れません。
そこで特殊な操作により材料を加工する(遠赤焙煎、発酵など)ことで体内への吸収を高める方法が開発され様々な商品が出回るようになりました。
これらの原料とされるのは、緑茶、パパイヤ、メロン、米ぬか、キノコ、ワイン、唐辛子、銀杏、柿、等で使用材料を変えることにより製品ごとに違った特徴が現れるようです。
水溶性が高く化粧水や目薬にも使えるもの。
大脳皮質を通過し脳海馬内の活性酸素をも除去、ボケ、脳梗塞に効果があるというもの。
シミ、シワ、肌荒れに効果があると美容、エステで人気のもの等など。
しかし原材料が希少なものや高価な物であると当然売価も高くなります。
そしてブームに便乗して粗悪品を同等の値段で売りつける事もあるようで気をつける必要が有ります。
ちなみに当院は土佐清水病院でアトピーの治療薬として実際に使われている、丹羽靱負博士の研究による製品SODをご希望により扱っています。
活性酸素と機能性食品の研究は今後も話題となっていくことでしょう。