リング、ブレスレット、ネックレス、ペンダント、ラッキーストーン、そんなもので美容やダイエットがどうなるものでもないですが、気のせいの他に根拠があるのか見てみます。
トルマリンは永久的な電極を持つ鉱物で、電気石と呼ばれています。
圧力、温度、摩擦などの動的作用、加熱などにより半永久的に帯電する結晶で、水分(湿気)などに反応してマイナスイオンを発生させます。
マイナスイオンは空気のビタミンとも言われ、人体への良い影響が様々に発表されていますが、マイナスイオンの発生量と効果の相関関係がどのように示せるかが今後の研究課題でしょう。
トルマリンを使用した商品にはリング、ブレスレット、ネックレス、テープ、化粧水等の他にマット、毛布、衣類等も有ります。
しかし空気などによる摩擦が広い面積で起こらないと理屈としては良い効果が出ません。
「リング、ブレスレット、ネックレスには、効果が無い」とNHKで実証されてましたね。
その他に問題は大部分が中国からの輸入品で品質にばらつきが出始めたこと。
商品の表面のみにトルマリンを塗り、使用によりはげ落ちていく物があること。
価格もまちまちでブームに便乗した粗悪品もあり、まさに玉石混合の業界となっていることです。
最近トルマリンを表面ではなく内部に練りこんだ、ジェムスという繊維がYKKから発売され、特許になりました。
ジェムスは遠赤外線発生機能も強く持っており手触りで不思議に暖かいです。
膝、肘、リストのバンド、腹巻などが開発されています。
ハンカチサイズのトルマリンマットをアンパンに掛けておくと不思議に暖かく硬くならずおいしいです。気のせいかな?